前足をたたんで座る猫の気持ち。

前足を折りたたんで座る、いわゆる「香箱座り」(こうばこずわり)は、大型ネコ科動物であるライオンやトラには出来ない、猫特有の座り方です。猫の姿が、香木や香料を収納する蓋付きの「香箱」(こうばこ)に似ていることから名づけられました。

前足をたたんで座っている時の緊張感は無いに等しく、

どちらかと言えばリラックスしていると言えます。

同じネコ科の仲間であるライオンやトラには難しい態勢らしく、

もし動物園へ行かれる際は観察してみると楽しいかもしれません。

猫の前足は器用なんです。

にゃんこの前足=「手」は非常に器用で、色々なことができてしまいます。
例えば、おもちゃや食べ物をつかんだり・・・

獲物をとるために発達しており、猫の指は前足に5本、後足に4本で犬と同じ。

母猫のお乳を飲んでいた時のように気持ち良い状態になると前足を「ふみふみ」しはじめます。

なので、毛布や布団などの柔らかくて、温かくて、気持ちがいい状態になるとお乳を飲んでいた時の感覚を思い出して、前足を「ふみふみ」するのです。

そして、寝ている時に何もない状態で前足を「グー、パー」する場合も安心しきって赤ちゃんの時のような心地よい状態になっているのです。

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大好きな飼い主さんとのコミュニケーションにもなるので、それを楽しみに繰り返すようになることも・・・。

本来、ネコは昼間寝るときも、木の上や洞の中などの暗いところで寝る動物です。しかし、飼いネコになると、安心できる飼い主の側で寝ていたいとなると、どうしても明るい場所になってしまいます。

この明るい場所で寝るのはネコにとっても相当にまぶしく感じられるようです。そこで、前足で目を覆って光をさえぎっているわけです。

向こうに行きたい!という欲求を叶えるため、前足でドアを開けるようになった猫も、試行錯誤を繰り返しながら、たまたま開いたときに開け方として覚えます。

猫は前足の爪もしくは肉球で引き戸を開けるようです。
ちなみに開き戸を開ける場合、猫はジャンプしてレバーハンドルに前足を掛けて、開けるようです。

柔軟に曲がる前足は、大きなおもちゃなど物を抱え込むのに役立ちます。元は鳥やうさぎを捕まえた時や猫同士の喧嘩でみられるしぐさ。弱ってきた相手に強烈なネコキックを浴びせるため、前足で抱え動きを封じていたようです。

猫は、舌で全身をなめて清潔に保ちますが、顔や頭は舌が届きません。そのため前足の親指に唾液をつけ、毛並みを整えるように手入れをします。

興味シンシンに顔を突っ込んでいるのはなんとそうめん!

そして素早く前足を入れ、何とも器用に食べだしてしまいました(汗)

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猫の肩は、胴体側に固定されていない構造のため、前足を高くあげられます。