子猫が噛む理由。

歯がかゆい。

対策として、噛んでも良いおもちゃを与えてください。ゴム製の子猫用おもちゃは噛みつきやすくて気に入ってくれることが多いです。噛むことは歯磨きにもなるのもポイントです。

見るものすべてに興味津々。

じゃれ合っていたり、遊んでいたりすると、力加減がわからずに噛むことがあります。この場合は、威嚇や怒りでの噛みつきではなく、猫が間違ってしまっただけです。

対策は、猫じゃらしやボールを転がす方法で遊ぶようにし、飼い主の手をおもちゃにしないようにしましょう。

本来、子猫は兄弟同士じゃれ合っているうちに、噛む力加減を学習するものです。ところが、小さいうちに親や兄弟から離された子は、その学習をしていないため甘噛みの力加減がわからないのです。飼い主さんがしっかり教えないと、のちのち大けがをすることになります。

「手で猫を遊ばせてはいけない」と書かれた猫の育児書があります。確かに一理あるようですが、どんどん手で猫を遊ばせても問題がないと思います。ただ、その遊ばせ方には工夫が必要です。手で猫を挑発するような、じらすようなやり方で遊ばせてはいけません。人間の手は、いつも猫にとって安心できるもの、気持ちよくさせてくれるものと覚えてもらいましょう。

撫でられる事が嫌。

猫と言えばツンデレ、このイメージが一般的に浸透するほど、猫はとても気が変わるのが早い性格となっています。

そのため、向こうから甘えてきたにも関わらず、つい長々と撫でてしまうと、うっとうしくなり甘噛みしてしまう…なんて事もあるようです。

対策は、不快に思っている反応を見逃さないようにすること。耳をピクピクさせる、嫌そうに身体をよじる、しっぽを素早くパタパタするなどしたら要注意。それらの反応を見たら、すぐに触るのを止めてあげてください。

狩猟本能が出てきてしまった。

成長とともに噛まれた時の痛さも分かってくるので噛まなくなってくるのですが、遊んでいるうちに興奮状態になると、つい本能が出てきてしまうために強く噛んでしまうのです。

対策は、ひとりでも狩猟本能をしっかり発散できるように、一人遊び用のオモチャを与えましょう。

ケガや病気など痛み。

「ダニ・ノミがついている」「体がかゆい」「病気がちである」など、体の異変が原因で神経質になってしまうことがありますよ。

対策としてはしばらくの間そっとしておくことや、体の異変を取り除いてあげることです。特に様子がおかしい場合は獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

うっとり、気持ち良すぎて……。

頭や喉などの弱い場所をなでなでしてあげると、うっとりと目を細め、喉をゴロゴロと鳴らしますが、そんな猫が突然態度を一変させてガブリと噛み付く事があります。
そんな場合は、猫が気持ち良くなり過ぎてしまったのでしょう。「気持ち良すぎてもう駄目!」となると、気分が高まりガブリと噛み付いてしまうのです。

嬉しさからくる噛みつき対策は、ゴロゴロ鳴りだしたらなでるのをやめることです。鳴らなくなり、興奮状態が収まったのを確認してから、またなでてあげてくださいね。

猫に噛まれたりひっかかれたりしたら?

猫にひっかかれると、バルトネラ・ヘンセネラ菌によって猫ひっかき病や、噛まれるとパスツレラ・マルトシダ菌によってパスツレラ症という人畜共通感染症(ズーノーシス)を起こすことがあります。

主な症状は、傷ができたところが腫れ、化膿します。その他、呼吸器系の疾患や、外耳炎等の局所感染、まれに敗血症や骨髄炎、髄膜炎等の全身重症感染症、さらには死亡例も出ています。高齢者や糖尿病患者、免疫不全患者等の免疫力の弱い方に感染しやすく、重症化の例も少なくありません。

猫に噛まれたりひっかかれたりしたら、すぐに流水できれいに洗い流し手当をしてください。もし心配と思われる症状が出たら、早急に診察を受けてください。

猫たちが噛んだりひっかいたりするのは自然なことです。それでも、怪我をするほど強く噛むのはやめさせなければなりません。また、猫用おもちゃ以外を噛む癖があると、電気コードやヒモなど危険な物を食べてしまうことがあります。猫たちに困った行動をさせないように、いっぱい遊んであげてストレスをためないようにしてあげましょう。

参考リンク。